監督 アレクサンダー・ウィット
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
音楽 ジェフ・ダナ
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ 、シエンナ・ギロリー 、ジャレッド・ハリス 、オデッド・フェール 、トーマス・クレッチマン
ホラー映画は苦手な私だが、長男にせがまれて一緒に見た。次々に生き返るゾンビを容赦なく撃ち殺していく主人公が女性だから、残酷な気分にならず見ていられるのだろう。おどろおどろしいホラーではなく、絶叫マシンのようなホラーだと思った。人が死ぬ場面が続々と出てきて、刺激が強い。息子はどんな顔をして見てるかしら、と、時々顔を覗き込んでしまった。でも、正直言って、嫌悪感は感じなかった。なぜだろう。主人公のミラ・ジョヴォヴィッチが、かっこよかった。それから、音の迫力が際立っていた。爆音の後に、一瞬音が無くなる。それは、大きな音を響かせるよりも不気味で、効果的だった。何回か、その無音の場面が使われていた。そういえば、昨年見た「戦場のピアニスト」も、無音のシーンをうまく使っていたっけ。
お勧め度★★★☆☆